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ラカンの全著作・全講義を年代順に読破するプロジェクト。

2017-06-25から1日間の記事一覧

裂け目としての主体、あるいは倒錯者における欲望の構造:セミネール第6巻『欲望とその解釈』(その18)

第XXIII講(03/06/1959) <存在>と<一者>について。「存在」とは象徴界のレベルに現れるかぎりでの現実界のことである。「純粋な存在」は間隙、切断に位置し、それゆえもっともシニフィアンならざるものである。切断が象徴界において「存在」を現前化さ…