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ラカンの全著作・全講義を年代順に読破するプロジェクト。

2017-06-02から1日間の記事一覧

喪と現実界における穴:セミネール第6巻『欲望とその解釈』(その13)

第XVIII講(22/04/1959) ハムレットにとって出会いはいつも早すぎ、かれは出会いを遅らせる。それにたいし、行動するとき、ハムレットはいつも性急である(ポローニアス殺し)。ここには神経症の生の現象学がみられる。ハムレットはつねに<他者>の時にい…