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ラカンの全著作・全講義を年代順に読破するプロジェクト。

2017-05-13から1日間の記事一覧

エディプスとハムレット:セミネール第6巻『欲望とその解釈』(その11)

第XIII講(04/03/1959) これ以下の七講は本セミネールのクライマックスをなす『ハムレット』読解に費やされる。 シャープの患者においてはファルスが自我理想の位置を占める。そしてファルスへの同一化は母への原初的同一化である。患者は母のファルスを否…