lacaniana  

ラカンの全著作・全講義を年代順に読破するプロジェクト。

2016-05-18から1日間の記事一覧

機械論の復権:『フロイト理論と精神分析技法における自我』(第Ⅱ〜Ⅲ講)

第Ⅱ講(24/11/1954) コイレとの会見を踏まえ、メノンが一般に考えられているのとはちがって被分析者というより分析家であるとされる。形式性、一貫性を事とする知であるエピステーメは人間の経験の全領域をカバーするものではない。完全な、人間の経験のア…