lacaniana  

ラカンの全著作・全講義を年代順に読破するプロジェクト。

2015-05-04から1日間の記事一覧

ひとの法(のり)はことばの法である:「ローマ講演」第二部(その2)

Ecrits, p.271~ 機知におけるいじょうに、個人の意図が主体の大発見(trouvaille)によってあからさまに凌駕される状況はない。機知におけるいじょうに、個人と主体のちがいがあきらかになる状況はない。というのも、その発見においてじぶんとなじみのない…